Switchが故障したという方必見!
Switch修理の相場や依頼先別の注意点について
Switch修理の相場や、故障原因として多いものなどを詳しく紹介しています。また依頼先ごとに異なる修理の際の注意点も紹介しています。
今や世界中で遊ばれていて、話題の尽きるところのない「任天堂Switch」。Switchはゲーム機だからこそ、精密で機能も多く壊れやすいです。ですが修理の相場や修理店ごとの注意点などについては、ほとんど知られていません。そのため今回は修理の相場や修理店ごとの注意点について詳しく紹介していきます。
Switch修理の相場
修理相場について紹介する前にSwitchの故障原因として多いものを紹介していきます。ここでは主に
・購入時の初期不良
・使用中の故障
以上2つの故障について見ていきます。
購入時の初期不良
Switch販売当初は、その初期不良の多さに不満の声が続々と上がり、ネットなどでも取り上げられ話題となりました。もしSwitchに初期不良が見つかった場合には「任天堂サービスセンター」にまず電話をして下さい。「どの時間帯にかけてもつながりにくい」と言われていますが「午前中はまだマシ」という意見もあるようなので、電話をかける際には午前中を狙うことをおすすめします。またどこも同じことですが、土日などは混み合うため1日中つながりにくいままです。電話をかける曜日や時間帯など、事前に検討しておくことをおすすめします。
電話が繋がった後は
・初期不良の内容
・個人情報確認
・初期不良が発覚した日
・購入した日付
・本体下部のシリアルナンバー
などの以上5項目を聞かれることが多いです。事前にメモなどで回答を用意しておくとスムーズに話が進むのでおすすめです。任天堂によって初期不良が認められた場合には「任天堂が修理費を負担し修理」もしくは「新品と交換」という対処が多いです。
使用中の故障
多くの故障パターンがこちらだと思います。ここでは使用中の故障の主な例として
・本体の画面不良
・充電ができない
・コントローラーが機能しない
以上3つを紹介していきます。
本体の画面不良
主な症状は
・本体の画面が動かない
・画面がつかない
・操作ができない、
以上の3つです。原因として考えられるのは液晶部分の故障や、タッチパネルの故障などで、いづれにしても画面部分の取り換えなどが必要な場合が多いです。また使用中の故障としてもかなり多い部類となっています。
充電ができない
この故障もかなり多く、パターンとしてはコネクタ部分の故障などが考えられます。角度などによって充電ができる場合がありますが、完全に充電ができなくなる前に修理を検討して下さい。
コントローラーが機能しない
この症状に関しては、 Joy-Conの不具合が考えられますがLiteの場合、 Joy-Conではないため取り換えができず、自分での対処となると本体ごと買い替えるほかありません。安く済ませたいということであれば修理をおすすめします。
充電ができない以外の故障の場合、電源を入れたり切ったりしてみて下さい。それでもなお改善がないとなった場合には、早めの修理をおすすめします。
修理費用の相場
ここでは任天堂が公式に出している値段と非正規店での相場を紹介していきます。任天堂が公表しているのは
・CPU基板に関連する故障
・液晶ユニットに関連する故障
・スタンドの破損
・ CPU基板、液晶ユニット、スタンド以外の部品の故障
・ドック故障
・ Joy-Conの故障
・ Nintendo Switch Proコントローラーの故障
以上7つです。順に紹介していきます。
CPU基板に関連する故障
主な症状は「電源が入らない、もしくは落ちる、画面が止まる」などです。任天堂での修理の場合SwitchでもLiteでも変わらず13,200円で修理が可能です。
液晶ユニットに関連する故障
主な症状は「ヒビ、液漏れなどを含む画面割れ、電源が入らない、液晶画面の映像が乱れている」などです。電源が入らないに関してはCPU基板の故障も考えられますが、電源がついているのに画面が映らず「電源がつかなくなった」と誤認しているパターンもあるため紹介しました。こちらもSwitch、Liteに関わらず8,800円で修理が可能です。
スタンドの破損
Switchには裏側にスタンドがついており、こちらも破損した場合には修理が可能です。スタンドは1,100円で修理が可能です。
CPU基板、液晶ユニット、スタンド以外の部品の故障
症状として挙げられるのは「タッチスクリーンが反応しない、バッテリー持ちが悪い」などです。こちらもSwitch、Liteに関わらず4,950円で修理が可能です。
ドック故障
ドックはSwitchに付属のTVに画面を映す際などに使われるパーツです。主な症状として「TVに映像が出ない、カバーが破損した」などが挙げられます。ドックの部品の修理代金になるので3,300円ほどで修理が可能です。
Joy-Conの故障
Joy-Con もドック同様Switchに固有のものです。主な症状として「スティックやボタンが操作できない、バッテリーの持ちが悪い」などが挙げられます。そしてドック同様、基本的に部品交換のみなので2,200円ほどで済みますが1つ注意です。ここで紹介している価格は、Joy-Con 1本の修理価格です。Joy-ConのL、R両方を直す場合には、2本の価格となるため注意して下さい。
Nintendo Switch Proコントローラーの故障
これもSwitchに固有の物ですが、症状としては Joy-Con 同様「スティックやボタンが操作できない、バッテリーの持ちが悪い」などが主です。こちらもコントローラーの部品を交換すれば済むことが多いため2,750 ~ 4,290円と少し幅はあるものの比較的安く済みます。
非正規店の相場
ここまで任天堂で公表されている修理の値段を紹介してきましたが、非正規店と呼ばれる街の修理店も修理を行っています。こちらの修理相場は店にもよりますが1000~2000円ほど、公式より安いことが多いです。
公式サイトには書かれていないような「 Switch ゲームカードスロット交換」「 Switch 本体レール交換」などのイレギュラーな修理も可能な店舗が多いので「安く修理したい」「おかしな壊れ方をした」という場合には非正規店での修理をおすすめします。また保証期間が長い場合もあり、症状再発に対し手厚い店舗もあるので、様々な要因から修理店の検討をしてみて下さい。
任天堂での修理の注意点
・郵送修理となる
任天堂は Appleのように自ら店舗をかまえていないため、工場に郵送する形が取られます。そのため修理を依頼してから、発送し返却に至るまで早くても1週間ほどかかります。少なからず時間と手間がかかるため「早く直したい」という方にはおすすめできません。
・データが消える可能性
Switch のセーブデータは本体に保存されています。そのため基板などといった心臓部の修理となればデータが消える可能性も高くなります。修理内容にもよりますが「データを絶対残したい」という方にはおすすめできません。
非正規店での修理の注意点
・互換性のあるパーツで修理される
純正品の取り扱いは正規店のみのため、非正規店では互換性のあるパーツが使われます。しかし「純正品以外は危険」などということはなく、多くの非正規店では純正と同等品質のパーツが使われているため安心して預けて大丈夫です。また修理後保証がついていることも多く「再度壊れた」となっても無料で修理が可能な場合もあります。
まとめ
Switch修理の相場や修理先による注意点などはお分かり頂けたでしょうか。時間のかかり具合や修理の出し方など、同じSwitchの修理でも細部がかなり異なります。「Switchをすぐ使うのか」「基盤の破損なのか」など状況によって依頼先を検討して下さい。もし店舗に迷うようであれば「スマートクリア」に相談することをおすすめします。総務省登録修理事業者なので安心安全です。ぜひ利用してみて下さい。